2011年12月29日木曜日

来年度学生代表信任投票

UNISEC会員の皆さま

いつもお世話になっております。
UNISEC事務局です。

ワークショップでもご連絡がありました通り、
現UNISON代表3名は卒業してしまうため、
来年3月を持ってUNISON代表を退任いたします。

そこで、次の代表を公募したところ、以下の3名から立候補の申し出がありました。
・杉本悠太 (電気通信大学 高玉研究室 学部3年)
・滝澤潤一(東京大学 中須賀研究室 修士2年)
・金井竜一朗(北海道大学 宇宙環境システム工学研究室 修士1年)

各団体の代表者の方は、信任・不信任を1月15日(日)までに、以下のアドレスまで
お送りください。
vote[at!]unisec.jp


以上、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年12月26日月曜日

システム開発マネジメント講演会のお知らせ

◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇
          白坂先生による
    システム開発マネジメント:今と未来
         講演会のお知らせ
◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆

UNISEC会員の皆様

交流会WGの毛内です.
来年度1月14日(土)に白坂成功先生の講演会を開催します.

テーマは「システム開発マネジメントの今と未来」です.

白坂先生は三菱電機株式会社にてHTV(宇宙ステーション補給機)の成功に深く貢献され,現在は慶應義塾大学SDM准教授でいらっしゃいます.2010年,2011年には「ロジカルシンキング」及び「システムエンジニアリング」についてご講演いただきました.今回は、上記に続く第3弾としてシステム開発マネジメントについてご講演いただきます.

大変貴重な機会です!
マネジメント力をつけたいUNISON・UNISASの皆様,奮ってご参加ください.


★講演会概要━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
□講演テーマ
システム開発マネジメントの今と未来

■内容
今現在どのようにマネジメントが行われていて,
今後どういう方向へ行くべきなのかを
白坂先生の研究を踏まえ,学んでいきます.

□講師
慶應義塾大学SDM准教授 白坂 成功 先生
http://www.sdm.keio.ac.jp/faculty/shirasaka_s.html

■日時
2012年1月14日(土)13時~16時半(12時半開場)

□場所
慶應義塾大学日吉キャンパス協生館3階CDF交通アクセス・キャンパスマップ
http://www.kcc.keio.ac.jp/

■申込方法
以下のURLよりアクセスし,必要事項をご記入の上,申込を行って下さい.
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?hl=ja&formkey=dHRQMFRJUC1KRXFPNUpkaUVLbUhkX3c6MQ#gid=0

□申込締切
2012年1月7日(土)24時

ワークショップ後刷り原稿について

UNISEC WORKSHOP2011事務局です。

おかげさまで UNISEC WORKSHOP 2011を無事に終了することができました。

ご来場頂きました皆様、ご支援・ご協力を頂きました皆様に熱く御礼申し上げます。



下記URLに12月10、11日の報告を掲載しておりますのでご覧ください。

尚、発表された団体は、後刷り用の報告書の提出をお願いいたします。

締め切りは、2012年1月13日(金)です。ご協力の程、よろしくお願いいたします。



http://www.mech.kyutech.ac.jp/yonemoto-lab/unisec_ws2011/info.html

2011年12月22日木曜日

[衛星]第5回情報共有のための会議のお知らせ

UNISONの皆さま


いつもお世話になっております。
東工大・牟田です。

第5回のUNISEC衛星 情報共有のための会議のお知らせです。
先日のワークショップで行った発表会をもとに
次の発表会を3月に行うべく、準備をしていきます。
(前回の会議の様子:http://unisonspace.blogspot.com/2011/12/20111217-mtg.html


発表会に参加してくださった方、そうでない方
初めての方も大歓迎ですので、ぜひご参加ください。


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日時:2012年1月15日(日)10:00~17:00
場所:関東
内容:
・3月の発表会に向けた各担当の作業報告
・取り組みをよりよくしていくためには
・取り組みのその先
参加方法:
以下のURLよりお申し込みください。
https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dG4wbENQUEhVc2QzSDBtRHQtLUdUVkE6MQ
・skypeでの参加もOKです
・遠地から来る方は少額ですが、1団体1人まで交通費を補助します。
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どうぞよろしくお願いします。


2011年度UNISON代表
伊藤・牟田・春木

2011年12月21日水曜日

The 2nd Mission Idea Contest

おはようございます。

UNISONのむたです。
祝☆20,000アクセス!!
今年中に越えたら良いなーと思っていたのに、予想以上に早いペースですね。

さて、今回はThe 2nd Mission Idea Contestのご案内。
詳しくは公式HPをご覧いただきたいのですが、
第一回は今年3月に行われ、日本の社会人の方が優勝されました。
今回は、質量の制限が緩くなって(50kg以下)、参加しやすいように2つのカテゴリに分けられているそうです。一つはミッションのアイディアと衛星の詳細設計、もう一つはミッションのアイディアとビジネスモデル。
衛星の詳細設計にくわしくない方でも参加できるような工夫だそうです。
さらにさらに今回は学生賞も設けられるそうで、少額ですが賞金もでるそうですし(small monetaryってそういう意味ですよね?)UNISONメンバーも積極的に参加してみたら良いのではないでしょうか??

アブストの〆切は来年5月1日。
最終審査会は来年10月に名古屋で、超小型衛星シンポジウムと併催で行われます!
ぜひ!


むた

2011年12月18日日曜日

ワークショップ2011報告その2

というわけで2日目のワークショップ。
こちらも長い&写真が少ない。。。


9時開始という早い集合でしたが、多くのメンバーが集まりました。
最初はポスターセッション。口頭発表で応募していた団体でおしくも選ばれなかった団体や
口頭発表で選ばれたけど、ポスター発表もしたい、という団体が対象です。
全部で30団体近くがポスターを持ってきて、自分たちの活動をアピールしていました。
セッションの盛り上がりが予想以上で、1時間という時間はちょっと短かったかなーと思いました。
(来年度への引き継ぎ事項ですね)


ポスターセッションののちは、学生討論!
今回のテーマは『学生プロジェクトの在り方』。
どんなテーマだったら、参加してくれるすべての人の身近な話題になるだろうか、ということで、代表3名で考えて、このテーマとなりました。
サブテーマごとに各教室に分かれて、4~8名で討論しました。
ここでは、ファシリテータ―(と春木さんがいう、要は議長)を多くのUNISONメンバーに事前にお願いしていました。
直前のお願いになってしまったかたもいて、申し訳なかったのですが、今回議長をお願いしたのは、私たち3名がUNISONで活動してきて、
「この人に議論を仕切ってもらいたい!」と思う人たちです。
人数の都合や団体のバランスなどで、今回は声をかけられなかった人もたくさんいて、改めて、UNISONってすごいメンバーがそろっているんだなーと実感しました。
これも結論を出すのは難しいテーマだったと思いますが、
少なくとも他の団体も同じような問題で悩んでるんだなーとか、
そういうとき、こういう方法で解決しているんだなーとかそういうことが共有できていたら
良いかなと思います。
時間も短い中で、昼食の時間まで使ってもらいつつ、
(団体ごとでなく、学生討論のチームで昼食を食べるのは良いアイディアだったなと思います。来年もやったらいいと思う!)
議論をまとめるのは大変だったと思いますが、大変有意義なディスカッションができました。
参加していただいた皆さん、どうもありがとうございました!

議論議論











発表発表












学生討論のあとは二つ目の団体発表、特に投票で上位だった
九工大、多摩美、東大、東工大の発表でした。
偶然ですが、この日の発表はロケット衛星、そして芸術とコンテンツがさまざまで
なかなか面白い発表になったのではないかと思っています。

その後は、ワークショップ直前に終わったばかりのCLTP2(Cansat Leaders Training Program2)の報告を日大の亀村さんにしていただきました。
実際にCansatから撮影した動画など、とても面白かったですね。
2週間で、あれだけのCansatを作り上げる海外の方に驚きです。

そのまま続けて、WGの活動報告・代表者会議報告・次期UNISON代表(候補。一応ね)の紹介を行いました。
次期代表3名が心強い決意表明が述べてくださったので、
来年のUNISONは期待できそうだなーと思いました(笑)
楽しみですね。

最後は午前中にやった学生討論の報告。
各サブテーマの中でもっとも投票数の多かった団体が発表ということで、
内容もさることながら、見せ方が上手だなと思いました。
みなさん、プレゼンの能力も高いですね。

閉会式では、ポスター賞、UNISON賞(口頭発表団体を全員で投票)の発表をしました。
結果。。。。。。。。。。。




ポスター賞:多摩美術大学
UNISON賞:東工大松永研


でした!多摩美はポスターセッションに、衛星をテーマにした作品(多摩美見学のブログ記事参照)
を持ってきていて、セッション中も注目度抜群だったので、やっぱりなー、という感じでしたね。
工学系の私たちも見せ方、あれだけポスターセッションの団体がある中で、
いかに、自分たちの活動をアピールするか、を多摩美の方から学ぶ必要がありそうです。

UNISON賞は身内なので、コメント省略(笑)



また、私たちから、今回ワークショップ開催のためにご尽力いただきました九工大米本研の皆さんに
感謝状と記念品を贈呈させていただきました。
史上最高の参加者数を記録した今回のワークショップを滞りなく進行することができたのは、
九工大米本研の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!

そして、次回のワークショップは北海道大学で開催ということで、
開催校の永田先生からご挨拶いただき、そして最後に、本年度開催校である
米本先生に閉会のご挨拶をしていただきました。


長くなりましたが、以上でワークショップの報告は終わりになります!

この後は超小型衛星シンポジウム前夜祭へ続く!(笑)






ということで、私たち2011年度UNISON代表3名は、このワークショップが
皆さんの前に立って何かをする最後の機会でした。
3人が3人とも卒論/修論を抱え、バタバタとしてしまい、
閉会式後の前夜祭もあったので、最後のご挨拶もきちんとできませんでしたが、
3人とも多くのUNISONの仲間がワークショップへ来てくれたこと、
積極的に会を盛り上げてくれたことにとても感謝しています。
この1年間、どれほど多くの方々に支えられていたのか、
ワークショップで改めて認識することができました。本当にありがとうございました。

代表の任期は3月までですので、あと3か月は次期代表とも相談しながら、
細々と(笑)活動していきたいと思います。
とりあえずは各自の論文執筆かなあ。。。。(笑)


それではまた。


むた

ワークショップ2011報告その1

さてさてそろそろ本編ワークショップ2011の報告をしたいと思います。
長いです。写真が少ないです(撮ってる暇がなかった!)。お時間のあるときに読んで下さい

UNISONのむたです。

私はワークショップ前日の金曜から九工大さんにお邪魔させていただいていました。

最初に皆さんに配るアブスト集の最終稿の確認をして、それを200部ほど印刷。
の、のちはポスターセッションの会場にポスター用のパネルを運びこみました。
金曜日の九州はあいにくの雨で、雨の中、米本研の学生の皆さんがびしょぬれになりながら、
パネルを会場へ入れて下さいました。本当にありがとうございます。

そのあとは伊藤君とも合流し、皆さんの名札を準備したり、会場案内を掲示したりして、米本研の皆さんとの作業は終了

19時くらいから、司会を務めて下さる米本研の宮本さんと、米本研の代表の伊多倉さんと
当日の進行に関して打ち合わせを行いました。

実は、このとき、フランスから来て下さった特別講演のジェロームさんが
悪天候により飛行機が遅れるかも知れない、、、、プログラムを変更するか??
というような状況で、結果としては間に合ったので良かったのですが、
やや、緊迫したというか手探り状態なMTGになりました。
(ここら辺の写真が一切ないのはそのためですね。。。。)
団体発表の順番等のお知らせが遅くなってしまったのもそのためで、
団体発表の皆さまにはご迷惑をおかけしました。


会議終了後、私むたは衛星の会議のために仙水荘(校内の会議/宿泊施設)へ。
この話はまた別の機会に書くことにして、このタイミングで来た春木さんと伊藤くんは米本研にお邪魔して、
最後の連絡のためにメールを打っていたり、当日の発表スライドを回収していたりしました。



で、ワークショップ1日目。

朝早くからの開始でしたが、多くの皆さんが開会式から出席してくれていました。




九工大の学長の先生のお話や、理事長の永田先生のお話、前回のUNISON賞・ポスター賞の返還を行った後は

初の試みTakumi Conferenceへ。
発表は6件(東大中須賀先生と東工大松永研石坂さん、北大永田先生、日大井上さん、和歌山大秋山先生、首都大の石井さん)でした。
通常の学会よりも長い質疑応答や、突っ込んだ質疑ができたのではないかと思います。

Takumiののちは、代表者会議と趙研の見学をさせていただきました。
超研の見学は、私は代表者会議に出席していた関係で、どんな感じだったのか、
知らないのですが、アンケートを見ている限り好評だったようです!


代表者会議の方は、おそらく40名を超える方に出席いただきました。
本年度からの新たな取り組みとして、UNISONの会計の決算状況を報告するだけでなく、
使い終わってもういらなくなったお金を、今から使いたいところに回そうという試みの説明と
それにともなう予算編成に関して、春木から説明しました。
また、衛星、ロケット、広報、交流の4つのグループの上半期(?今までの?)活動報告も行いました。
会議後半では、せっかくきていただいたので、代表者の方からも意見を聞きたいということで、
UNISONの会計/広報/交流はどうしていくべき??というテーマでディスカッションを行いました。
やはり各団体のUNISON代表として来て下さっているだけあって、
UNISONに対しての意見もバシバシ出てきて、しかもそれが、現実味のある話になるので、
良い議論になったかなと思いました。

1日目の午後からは特別講演、ということで、フランスからジェロームさんにきて頂きました!
UNISECでいう能代宇宙イベントのような大会のフランス版の大会運営に関わられている方で、
貴重なお話が聞けたと思います。
英語だったので、、、、なUNISONメンバーもいたようですが、宇宙開発をしていく上で
英語は避けて通れませんので、これをきっかけに英語力UPを目指して下さい!


そのあとは団体発表その1。事前にアブストをみて皆さんに投票してもらった上位10団体の発表でした。
ロケット、衛星と自分の団体とは関係のない発表もあったかと思いますが、
学生からの質疑も活発で、非常に良い発表になったと思います。

次はUNISAS報告、ということで、元九工大でUNISAS(UNISONのOB/OG組織)の倉原さんが
お忙しい中、北九州に駆けつけて下さり、1年間のUNISASの活動報告と
団体発表のアブストをUNISASが審査して1番を決めるUNISAS賞を授与して頂きました!
1位は東大中須賀研で、賞状とUNISASの方が寄付してくださった活動支援金の贈呈が行われました。
今回は1位の中須賀研だけでなく、アブストを提出した全団体へのコメントをUNISASの方が
キレイにグラフ化しまとめて下さって、一つ一つを封筒にいれて宛名まで書いていただきました。
UNISASの方は社会人で、本当にお忙しい中、ここまでしていただけるなんて恐縮です。
本当にありがとうございます!
皆さんの団体も来年こそはUNISAS賞をとれるように頑張って下さい。


そのあとは総務省の佐藤さんに講演頂きました。
近年、増える一途の超小型衛星ですが、その無線の手続きに関して。
後回しにしがちですが、早め早めの申請と相談を心がけましょう!


ここまでを300人入る大きな階段教室で行ったのですが、
そののちは、各所属WGに分かれてのWG会議でした。
ここの部分は各自のWGの担当者の方に説明いただくことにして割愛します。


最後は懇親会!
こちらも多くの皆さんに参加いただきました!
私たちの不手際で(本当にスミマセン。。。)この前の総会の時に
理事を退任される中須賀先生にお花をご用意できなかったので、この日改めてご用意させていただきました。
中須賀先生には私たち学生代表を始め、多くのというか全員のUNISONメンバーがお世話になりましたね。
本当にありがとうございます。
また、先ほどのUNISASの倉原さんから、各団体向けのコメントを1団体ずつ手渡しで、
渡していただきました。
それと合わせて、もはや恒例となってきましたが、各団体の代表が一言ずつ喋るタイムをとりました。
団体によっては代表者が前にでると、ズラッとカメラが並んだり(N大とかK工大とか)
終始ふざけっぱなしでのあいさつ(KO大とか)や、一方できちんとまじめに団体の紹介をするところなど
団体による雰囲気がでるなーと思いました。
会の終わりにはみんなで集合写真を撮って、、、と思ったら、あまりにも人数が多くて
全員は入らず。。。結局2回に分けて撮影することとなりました。


良い写真ですねー
1年前はほとんど知らなかったUNISECのメンバーですが、
今、こうやって写真をみるとほとんどの人と知り合いだったりして、
そんなことも学生代表をやっていて素敵だなと思うところです。


(ちょうどこのとき皆既月食だったのですが、ちょっと前まで覚えてたのですが、
すっかりここでは忘れ、みんなでみる感じにはならず><!。気づいてた人たちはいたみたいですが。)

本当に話は尽きないのですが、ここで懇親会は終了!
続きはUNISONのメンバーだけで、仙水荘でまた議論!
これは事前にお知らせメールを流した「第二回UNISON未来検討委員会」というやつで、
次期代表の3名を中心に、来年度(やもっと先の将来)UNISONで何がしたいか、
という議論をしました。
次期代表は滝沢さん→衛星、杉本さん→Cansat、金井さん→ロケットとちょうど3人いるので、
最初3つのグループに分かれてそれぞれの分野でUNISONでなにがしたいかの議論を行い、
最後は全体で、何をしていきたいかの話し合いを行いました。
まあ、この時間内にUNISONの未来が決定できるわけもなく(笑)
結論は出なかったのですが、本年度私たちがいろいろなイベントや行脚で作ってきた
UNISONメンバーのネットワークを新しい3人に引き継ぐことができ、
また、UNISONメンバーには、次期UNISON代表がどんなことを考えているのか、
知ってもらう良い機会になったのではないかと思っています。
個人的には、自分が仕切らないUNISONの会議なんて久しぶりで、新鮮でした(笑)

ロケットチーム



衛星チーム


缶ロケコラボチーム



Cansatチーム


次期代表3名




新たなつながりが










と、いうことで、1日目はこれにて終了。

長くなったので、記事を分けたいと思います。

ではでは

むた

SPindleについて!

こんにちはー。本日2度目の伊藤です。


約2週間前、SPindleという教育プログラムに関して宇科連で発表しましたので、
この機会にSPindlenについて簡単に紹介したいと思います!
(発表内容の詳細は、また報告書等の形でまとめるつもりです。)


◎SPindleとは?
SPindleとは、Systems Engineering / Project Management introductory lesson
の略称で、Cansat開発にSEとPMを取り入れた教育プログラムです。
2年前から開始しました。


◎Cansat開発における問題
Cansat開発に関して、SPindleでは以下の3つの事柄を問題として取り上げました。
(問題1)ミッション定義の難しさ
(問題2)ARLISSでの成功率の低さ
(問題3)過去の蓄積された知識が活かされない等の非効率的なチーム体制

これらの問題を解決すべく、以下の4点をSPindleの教育項目として取り上げました。
(教育項目1)個人を活かす組織作り
   ―各チームのhuman resourse等の環境に合わせたチーム体制を指導
(教育項目2)ミッション定義・要求仕様の明確化
   ―フィージビリティを考慮したミッション定義・要求仕様の設定方法を指導
(教育項目3)検証に余裕を持たせたスケジュール作成と管理
   ―スケジュール管理のmethod, 検証に時間をかける事の重要性等を指導
(教育項目4)検証計画・検証項目の明確化
   ―検証計画の立案、検証項目の確認のmethod等を指導


◎SPindleの進め方
SPindleに参加チームは、プロジェクトの進捗状況を報告する7つの資料を記述します。
それを、UNISECのOB/OG組織であるUNISASからなる審査員に提出し、開発過程における、
SE/PMに関する問題点等をアドバイスします。
この審査はプロジェクト中に合計2回設定されていました。
また、技術資料の書き方講座など、SPindleを効果的に活用できるような
インストラクションを示すセミナーも、2回開催されました。


◎SPindleの参加状況
2011年は、ARLISS参加21チーム中、3チームがSPindleに参加しました。
そのうちフルサクセスを達成したチームは1チーム、また
残りの2チームもフルサクセスは達成できませんでしたが、
Comebackミッションにおける制御履歴の習得には成功しました!
(毎年制御履歴の習得成功率は20-30%です。これも問題ですね。)


◎まとめ
SEやPMの手法を取り入れながら、効率よくCansat開発を進める為の
教育プログラムがSPindleです。
SEやPMの手法を本格的に学ぶ機会は、日本では大変貴重です。
SPindleに参加すれば、SE/PMの手法を学びながらCansat開発を
進められるだけでなく、審査員であるUNISASの方々との繋がりが出来たり、
提出した開発資料はそのまま後輩の為の引き継ぎ資料として利用出来たりと、
様々な魅力があると思います。

来年度のARLISSに参加しようと考えているチームは、ぜひSPindleへの参加もご検討ください!
詳しい情報は、以下のHPでも公開しています。
http://cansat.info/ARLISS/files/SPindle2011_overview_ver3.pdf

ではではー



伊藤

2011.12.16 京都大学生存圏研究所 山川研究室 行脚!

こんにちはー伊藤です。

16日に京都大学・生存圏研究所の山川研究室に訪問してきました!

夕方の遅い時間に訪問したのにも関わらず、多くの研究室メンバが
集まってくださりました。
まずは、山川研究室で取り組んでいる研究を紹介して頂きました。

<発表説明の様子>
送信者 2011年12月17日京都大行脚


<山川研究室について>
送信者 2011年12月17日京都大行脚




まず、山川研究室では、プラズマ波動というものが研究対象の一つになっています。

<プラズマ波動について>
送信者 2011年12月17日京都大行脚


このプラズマ波動を観測するのに適した、アナログ集積回路の設計を行っているそうです。

<プラズマ波動観測器について>
送信者 2011年12月17日京都大行脚


また、月のプラズマ波動観測データを解析して、何か特徴や科学的知見を
得ようとする研究も行われています。
非常に面白そうですね!

<プラズマ波動解析について>
送信者 2011年12月17日京都大行脚


次は、帯電衛星の姿勢運動と制御に関する研究です。
衛星を適切に帯電させると、衛星自身の運動と地球磁場の影響により、
ローレンツ力が発生します。
このローレンツ力を利用して、衛星を制御しようという新しい試みです!

<帯電衛星の姿勢運動と制御について>
送信者 2011年12月17日京都大行脚


ホワイトボードに図を書いて説明してくださっています。

<帯電衛星に関する研究の概要を説明中>
送信者 2011年12月17日京都大行脚



さて、次は磁気セイルに関する研究です。
この研究では、宇宙機に搭載する超電導コイルに大電流を流す事で、
宇宙機まわりに磁場を生み出し、それと太陽風の影響から得られる磁場より、
推進力を得る、といった方式が検討されています。

特に、この超電導コイルは状態が不安定であり、宇宙機に搭載するには
さらに詳細な特性を把握する必要があり、コイルの特性を把握する為の
研究がおこなわれています。

<磁気セイル>
送信者 2011年12月17日京都大行脚



以上で研究紹介が終わり、次は幾つか実験設備等を見学させて頂きました!

先ほどのアナログ集積回路です。非常に小さいのが見て分かるかと思います。
”小ささ”という点に関して、宇宙機に搭載する上で、また複数地点から同一対象物を
観測する上で、非常に重要になってきます。
このアナログ回路は、世界で40個しか生産されていないそうです。

<アナログ集積回路1>
送信者 2011年12月17日京都大行脚



アナログ集積回路が右上に搭載されている無線です。

<アナログ集積回路2>
送信者 2011年12月17日京都大行脚


次に、超電導コイルの特性を把握する装置を見せて頂きました。
中央にあるリング型のものが、それです。

<超電導コイル>
送信者 2011年12月17日京都大行脚



というわけで、山川研究室の皆様が取り組んでいる研究の様子が多少なりとも
伝わったでしょうか?

個人的な感想ですが、山川研究室の皆様が取り組んでいる活動は、どれも新しい
高度な技術を生み出す事に特化しているな、という印象でした!(まあそれが研究なんですよね)

今年は山川研究室チームで能代Cansat競技にも出場されたそうですが、
研究とは結びつきのないミッションだったそうです。
将来的には、研究室で行っている研究を超小型衛星のミッションにして、
実際に宇宙で実証する、といった事が出来れば良いな、という意見交換をしました。

UNISECのネットワークを用いれば、実現可能な事かと思いますので、ぜひぜひ頑張ってください!



というわけで、京都大学・生存圏研究所の山川研究室のレポートを終わります。
山川研究室の皆様、本当にありがとうございました!


伊藤

2011年12月17日土曜日

2011.12.17 衛星MTG&首都大見学

UNISONブログには今、5件の下書き記事があります(笑)
珍しく、伊藤君と春木さんとみんなで書いてますねー

むたです。

本日は衛星MTGを行いました。
1回目は東工大、2回目は筑波大、3回目は九工大と行ってきたのですが、
4回目は首都大さんをお借りして行いました。

今日の趣旨は先週、ワークショップ期間中に行った、衛星会議中の
発表会に関する反省と今後について。


発表会自体に関してはまた別に報告があると思いますので、置いておくとして
今日は、そのための準備がどうだった、とか発表者の方は何かを得られたのかとか、
回収したアンケートからの意見とかそんな話をしました。

基本的には、今回の発表会は講演数や内容は良かった、というのが運営チームの印象です。
ただ、質疑の時間に先生の発言が多くなったり(情報を確度をあげるためには結局必要?)、
事前に発表スライドの確認ができていないところがあったりする部分に関しては、
改善の余地があるのではないかとのことでした。

また、アンケートを回収したところ、「こういう機会があれば、また参加したい」との意見があり、
「機会があれば」ではなくて、一緒に作っていかないと、こういう機会はないんだよ!という点で、
私の導入部の話し方がまだまだだったのかな、という個人的な反省もあります。
一方で、発表会で初参加してくれた九大さんが今回の運営のMTGにskype参加してくださったり、
九工大での金曜のMTGに参加してくださった道工大の方もskype参加してくださったりと
運営メンバーが増えていけている、良い傾向も見られました。
今日は他にもskype参加が多く(帝京・東海・府大・筑波大)、首都大さんのskype設備が大活躍でした。
広域を拾えるマイクはやはり、いいですねー
さらに、昨日の忘年会で話したら東海大からもう2名ほど参加してもらえました。

そして、次回の発表会に関して。とりあえず、3月の17,18か24,25あたりで
東大で開催できたらということになりました。
また、ほかのメンバーや先生方のご予定も伺って決めたいと思いますが、
興味のある方はこのあたり明けておいていただければと思います!
テーマは、散々話した結果、電源系と通信系について、ということになりました。
どちらも衛星にはなくてはならない系です。
これ以上の細かいテーマの指定は行いませんが、たとえば、電力収支計算ってどうやっているの??
とか、冗長ってどうやって用意しているの??というのは他団体のやり方が気になるところですよねー
マニアックなテーマですが、濃い議論ができそう。
とても楽しみです。


3月の発表会に向けて、と私、牟田の卒業に備えて新体制の議論も行いました。
来年度から、取り組みの代表は次期UNISEC代表でもある滝澤さん(東大)と
UNITEC-1などをやられていた田中さん(慶応。元府大)になりそうです(決定で良いですよね??)
また、ワークショップよりも発表のテーマが増えるので新たに入ってくれたメンバーを
発表会担当にあてて、新体制がスタートすることとなりました。


本当は今日は、さらに取り組みをよりよくしていくための工夫(Takumi Journalとの兼ね合いとか)や
その先の議論(これがまた、すごいんです。詳しくは後日)もしたかったのですが、
5時間経ってしまったので次回に持ち越しとなりました。

現在のところ次回会議は1月15日@産技高専で調整中(センター試験?)ですので、
ご都合のつく方はご参加ください!!






skypeセットを片づけしつつ、そのまま首都大佐原研を見学させていただくことに(無理やり(笑))。
昨年の衛星設計コンテストで設計大賞をとられた衛星の模型がありました。


今は、まだ、実際のものはそこまで、ないという感じでしたが、Cansat開発はやってるので、
工具も潤沢です(しかも整理整頓がきちんとされている!)


炊飯器やベット等、暮らせる(?)設備もばっちりでした(笑)



ではまた


むた

2011.12.09.九州大学 宇宙機ダイナミクス研究室見学

2011.12.09.九州大学 宇宙機ダイナミクス研究室見学

こんにちは.
UNISONの春木美鈴です.

WS前日に九州大学 宇宙機ダイナミクス研究室の活動を見学してきましたので報告します.

九州大学さんでは現在IDEAという衛星を開発中です.
IDEA=In-situ Debris Environmental Awarenessといい、、

近い将来の宇宙デブリ対策、具体的には今明らかになっていない低軌道の微小デブリ(サイズ0.1mm~1mm程度)の環境を
リアルタイム計測によって明らかにする事をミッションとした衛星です.

もともと宇宙機ダイナミクス研究室ではさまざまな観点からデブリに関しての研究をされていて
IDEAを打ち上げる事で実際に衛星からの情報を得て、研究に反映させたいと伺いました。
(デブリに関する研究の中では,実際に地上から光学観測でデブリの情報を得るために1週間山にこもってデータを収集する事もあったそうです。)

以下の写真はIDEAのモデルです。
送信者 2011年12月9日 九州大学行脚



ミッション機器として衝突検知ダストセンサ(写真の左)をつんでおり、
センサの面には平行に何本も電気が通っています。
軌道上でセンサに微小デブリが衝突することで、電気が通るところと通らない場所ができ、
その軌道上にどのくらい微小デブリが存在するか調査する事ができます。


モデルの中をみると分かりますが、
送信者 2011年12月9日 九州大学行脚



中がスカスカで、これはデブリがあたっても強い構造であること、
またデブリ観測に特化したシンプルでリーズナブルな衛星システムを目指したところ
このような構造になったそうです。

このIDEAプロジェクトはゆくゆくは複数のIDEAを軌道上に打ち上げて広い空間で3次元的な計測をすることを狙っているそうです。


見学当日はIDEAなどに搭載を検討している電子部品の放射線試験をされていたところでした。
送信者 2011年12月9日 九州大学行脚



九州大学 宇宙機ダイナミクス研究室のHPです。
http://ssdl.aero.kyushu-u.ac.jp/

PLANET-Qさんで活動して、宇宙機ダイナミクス研究室に所属された方も多く
WSと今回の九州大学さんへの行脚で先輩と後輩のよい関係による
活動の活発化が見えました。


九州大学さんありがとうございました!!

おまけ
IDEAのNBM(Nano Block Model) (笑)
送信者 2011年12月9日 九州大学行脚




春木美鈴

2011.12.09.PLANET-Q見学

2011.12.09.PLANET-Q見学

こんにちは.
UNISONの春木美鈴です.

WS前日にPLANET-Qさんの活動を見学してきました.
PLANET-Qさんは九州大学で、Cansatとモデルロケットの開発打ち上げを行う学生団体です.
主に,能代宇宙イベントと種子島ロケットコンテストにて打ち上げを行っています.

今開発中のCansatとロケットの機体が以下です.
送信者 2011年12月09日PLANET-Q行脚


ロケットは次の種子島ロケットコンテストに向けて製作を行っている最中でした.
送信者 2011年12月09日PLANET-Q行脚



またPLANET-Qさんの活動の特徴の一つとしてゼミがあります.
PLANET-Qさんのポスターを見た方は知っていると思いますが、
ミーティングの時にメンバーそれぞれが興味をもつもしくは好きなものに関してプレゼンを行います.
今回は学部二年生の橋本くんが、
「効率的な会議」
にと題してプレゼンを行ってくれました.
送信者 2011年12月09日PLANET-Q行脚


ちょうどWS学生討論「学生プロジェクトの在り方」と題してプロジェクトの推進方法や技術伝承に関して話し合う前だったので
勉強になりました!

橋本君は効率的な会議を二つの視点(会議を進める側と参加者)と時間軸(準備、会議中、会議後)に分けて発表を行ってくれました.
送信者 2011年12月09日PLANET-Q行脚

送信者 2011年12月09日PLANET-Q行脚


有意義な会議をするための1つとして
時間を決めて会議を行うという点を主張していました.
そういえば、UNISON代表3人での会議も終わりの時間を考えて話し合うようにしていた気がします.

PLANET-Qさん勉強になりました!
見学させていただきありがとうございました!

春木美鈴

2011.12.16.UNISON忘年会

こんにちは。
UNISONの春木美鈴です。

もう年も暮れということで、UNISON忘年会を実施してきました。

昨年の忘年会からもう1年もたつと思うと時がたつのは早いと思うばかりです。

忘年会のいう飲み会ではありましたが、
来年度の代表2人からいきごみを頂き、UNISONメンバーの来年度の活動が楽しみでなによりです。
送信者 2011年12月16日UNISON忘年会


送信者 2011年12月16日UNISON忘年会

↑次年度代表滝沢さんの初心表明(?)と皆に囲まれる杉本さん
(金井さんは遠いので今度ですね笑)


忘年会中にUNISON代表の皆さんへの感謝の気持ちを伝える場を頂いたりと
充実した交流会になりました。

送信者 2011年12月16日UNISON忘年会



1年間を通して、ロケットと缶と衛星関係なく
議論を交わしているUNISONメンバーが増えたのではないかと思いました。
送信者 2011年12月16日UNISON忘年会


送信者 2011年12月16日UNISON忘年会



送信者 2011年12月16日UNISON忘年会

(↑女子会??笑)

参加してくださったみなさんありがとうございました。
今日は衛星の会議ですね、
頑張ってください!


集合写真
送信者 2011年12月16日UNISON忘年会
春木美鈴