UNISONのむたです。
今日はまじめに、土曜日に行った衛星MTGのご報告です。
後日UNISEC WEBに掲載予定です。
衛星MTGは、独自衛星を作っている/作りたいと考えている人間であれば、誰でも参加可能とした。参加したのは13団体32名(秋田大学生宇宙プロジェクト、東大中須賀研、東工大松永研、首都大宇宙システム研、日大宮崎研、東海大衛星プロジェクト、創価大衛星開発グループ、筑波大宇宙技術プロジェクト、帝京大宇宙システム研究会、青山学院大学、大阪府立大小型宇宙機システム研究センター、神戸大学、香川大能見研)である。
まず、2011年度UNISON代表・牟田(東工大)から、UNISEC/UNISONについてと、今までのUNISECの独自衛星の歴史について簡単に紹介した。その中で、本年度は特に独自衛星団体間のつながりを強化したい旨を述べた。
図 1 衛星MTGの様子
次に、各団体で開発した/開発している衛星について紹介する、自己衛星紹介の時間をとった。ここでは事前に各団体にお願いしていた簡単な衛星紹介シートを用いて、13団体21衛星の紹介を行った。なお、衛星紹介は今回、会議には欠席している独自衛星開発団体にも協力を依頼し、北海道工業大学佐鳥研、九州工業大学趙・豊田研、九州大宇宙機ダイナミクス研、鹿児島大西尾研の4つの団体からも提出していただいた。
図 2 大阪府立大の発表
図 3 帝京大の発表(左)と熱心にメモをとる参加者(右)
続いて、本年度具体的にどのような活動を行って、衛星間のつながりを強化していくかの話し合いを行った。これも事前に、UNISECの衛星団体として何をやりたいかを事前にアンケートを取っており、それをもとに以下の4つのグループに分けて話し合いを行った。
・A : 勉強会、討論会
・B : 見学会、レビュー会
・C : 討論会
・D : その他交流会(飲み会など)
それぞれが本年度中に1,2度行うことを目標として具体的な時期はいつか、どのような形で行われるべきかなどの議論が行われた。
図 4 4班に分かれての会議
50分程度の話し合いの後、その結果を班ごとに発表してもらい、質疑を行った。
・A : 勉強会、討論会
目的はUNISEC全体で技術共有をすること。共有するものとしては2つあり、一つはノウハウ(こうやったら解決したといったような)、もう一つは設計論。前者に関してはUNISECワークショップでできたら良いが、その前に事前に何についての話をするかのアイディアだしをしておく必要がある。そこで、UNISECの衛星としてBBSを持つことを提案する。開発で困った質問などを聞ける環境を用意しておく。質問だけでなく、他のイベントなどもかける場にしておけば、みんなが集まる雰囲気が作れる。また、BBSで良く取り上げられるテーマを抽出し、データベース化を考えても良い。
-質疑
・情報はあくまで参考であり、自己責任で用いるという認識を全体で持つ必要がある。
・質問に答える側のモチベーションを考えないといけない。
・B : 見学会、レビュー会
目的は、(1) 知識の共有、(2) モチベーションUP、(3) アウトプットの3つと考える。
具体的には実績のある大学に行くことを考える。訪問する側は情報を得るというメリットがあり、訪問を受ける側のメリットとしては他大の進捗状況が分かる、ミッションの幅が広がる、アウトプットの練習の場となるなどがあげられる。
-質疑
・見学会と他の討論会などを合わせて行っても良いかもしれない。
・C : 討論会
目的は将来的な宇宙開発のビジョンを創出すること。ただ、そのままでは壮大過ぎてしまうので、衛星団体でなにか面白いことができないか?というテーマでまずは話合ってみる。具体的なテーマは今後skypeなどを用いて詰めて、年内に1回討論会が行えるようにする。
-質疑
・SDFや理学などとミッションを考える場を持ってもよいかもしれない。
・大きい団体(省庁とか)などに声をかけられるなど、1団体では無理でもUNISECならではの強みを生かせたら良い
・D : その他交流会(飲み会など)
目的は上記3つを行うために、顔を知っていく基盤作り。facebookやtwitterを用いて衛星団体のコミュニティを作る。8月頃に関東で飲み会が行うことが目標。
-質疑
・関東開催ですか?→話し合いのメンバーがみんな関東だったので。各地方でやってもらえれば良いと思う。
・facebookで、っていうのはすぐにできると思うのでグループを作ることを検討したいと思います
最後に、牟田から、今後とも当日話合ったメンバーで企画を進めてほしい旨が述べられ、今後の企画の連絡などのためにMLを作成することが提案された。全員で集合写真を撮影し、会は終了となった。
また、後日アンケートをとった結果、以下のような回答が得られた。
会議の時間は短かったという声が多かったものの、おおむね良い回答が得られた。一方で今後のイベントに関して、開催したいと(自分ではできないが)開催されたら参加したいとの声が半分ずつあり、各自の衛星開発が忙しい中でどの程度企画に労力を割けるかが問題となってくると考えられる。
その他、MTGのアイディア、23日のダメだし、感想などあればお願いします。
・一方的に情報をもらえればそれで良いという姿勢の人が散見されたようにおもいます。
全員に利益があるイベントになっていくとよいですね。
・是非、勉強会・見学会・討論会・飲み会やりましょう!!
きっとUNISONメンバーの力になると思います。
・勉強会、討論会、wiki、DB、BBS等、色々アイデアが出ているので、少しずつ実現させていきたいですね!
・facebookでアカウント作成するということで、そこが今後各団体が活発に意見交換できる場になるといいですね。
・自己紹介衛星に関してですが,今年からUNISON会員になった私としましては,他大の衛星を知る機会が得られて本当に良い勉強になりました.懇親会で他大の方と話すきっかけが持てたのでとても良い企画だったと思います.
・この度は本当にありがとうございました.普段は話せないような方々と交流することができ、とても有意義な時間を過ごせました。
まず、2011年度UNISON代表・牟田(東工大)から、UNISEC/UNISONについてと、今までのUNISECの独自衛星の歴史について簡単に紹介した。その中で、本年度は特に独自衛星団体間のつながりを強化したい旨を述べた。
図 1 衛星MTGの様子
次に、各団体で開発した/開発している衛星について紹介する、自己衛星紹介の時間をとった。ここでは事前に各団体にお願いしていた簡単な衛星紹介シートを用いて、13団体21衛星の紹介を行った。なお、衛星紹介は今回、会議には欠席している独自衛星開発団体にも協力を依頼し、北海道工業大学佐鳥研、九州工業大学趙・豊田研、九州大宇宙機ダイナミクス研、鹿児島大西尾研の4つの団体からも提出していただいた。
図 2 大阪府立大の発表
図 3 帝京大の発表(左)と熱心にメモをとる参加者(右)
続いて、本年度具体的にどのような活動を行って、衛星間のつながりを強化していくかの話し合いを行った。これも事前に、UNISECの衛星団体として何をやりたいかを事前にアンケートを取っており、それをもとに以下の4つのグループに分けて話し合いを行った。
・A : 勉強会、討論会
・B : 見学会、レビュー会
・C : 討論会
・D : その他交流会(飲み会など)
それぞれが本年度中に1,2度行うことを目標として具体的な時期はいつか、どのような形で行われるべきかなどの議論が行われた。
図 4 4班に分かれての会議
50分程度の話し合いの後、その結果を班ごとに発表してもらい、質疑を行った。
・A : 勉強会、討論会
目的はUNISEC全体で技術共有をすること。共有するものとしては2つあり、一つはノウハウ(こうやったら解決したといったような)、もう一つは設計論。前者に関してはUNISECワークショップでできたら良いが、その前に事前に何についての話をするかのアイディアだしをしておく必要がある。そこで、UNISECの衛星としてBBSを持つことを提案する。開発で困った質問などを聞ける環境を用意しておく。質問だけでなく、他のイベントなどもかける場にしておけば、みんなが集まる雰囲気が作れる。また、BBSで良く取り上げられるテーマを抽出し、データベース化を考えても良い。
-質疑
・情報はあくまで参考であり、自己責任で用いるという認識を全体で持つ必要がある。
・質問に答える側のモチベーションを考えないといけない。
・B : 見学会、レビュー会
目的は、(1) 知識の共有、(2) モチベーションUP、(3) アウトプットの3つと考える。
具体的には実績のある大学に行くことを考える。訪問する側は情報を得るというメリットがあり、訪問を受ける側のメリットとしては他大の進捗状況が分かる、ミッションの幅が広がる、アウトプットの練習の場となるなどがあげられる。
-質疑
・見学会と他の討論会などを合わせて行っても良いかもしれない。
・C : 討論会
目的は将来的な宇宙開発のビジョンを創出すること。ただ、そのままでは壮大過ぎてしまうので、衛星団体でなにか面白いことができないか?というテーマでまずは話合ってみる。具体的なテーマは今後skypeなどを用いて詰めて、年内に1回討論会が行えるようにする。
-質疑
・SDFや理学などとミッションを考える場を持ってもよいかもしれない。
・大きい団体(省庁とか)などに声をかけられるなど、1団体では無理でもUNISECならではの強みを生かせたら良い
・D : その他交流会(飲み会など)
目的は上記3つを行うために、顔を知っていく基盤作り。facebookやtwitterを用いて衛星団体のコミュニティを作る。8月頃に関東で飲み会が行うことが目標。
-質疑
・関東開催ですか?→話し合いのメンバーがみんな関東だったので。各地方でやってもらえれば良いと思う。
・facebookで、っていうのはすぐにできると思うのでグループを作ることを検討したいと思います
最後に、牟田から、今後とも当日話合ったメンバーで企画を進めてほしい旨が述べられ、今後の企画の連絡などのためにMLを作成することが提案された。全員で集合写真を撮影し、会は終了となった。
また、後日アンケートをとった結果、以下のような回答が得られた。
会議の時間は短かったという声が多かったものの、おおむね良い回答が得られた。一方で今後のイベントに関して、開催したいと(自分ではできないが)開催されたら参加したいとの声が半分ずつあり、各自の衛星開発が忙しい中でどの程度企画に労力を割けるかが問題となってくると考えられる。
その他、MTGのアイディア、23日のダメだし、感想などあればお願いします。
・一方的に情報をもらえればそれで良いという姿勢の人が散見されたようにおもいます。
全員に利益があるイベントになっていくとよいですね。
・是非、勉強会・見学会・討論会・飲み会やりましょう!!
きっとUNISONメンバーの力になると思います。
・勉強会、討論会、wiki、DB、BBS等、色々アイデアが出ているので、少しずつ実現させていきたいですね!
・facebookでアカウント作成するということで、そこが今後各団体が活発に意見交換できる場になるといいですね。
・自己紹介衛星に関してですが,今年からUNISON会員になった私としましては,他大の衛星を知る機会が得られて本当に良い勉強になりました.懇親会で他大の方と話すきっかけが持てたのでとても良い企画だったと思います.
・この度は本当にありがとうございました.普段は話せないような方々と交流することができ、とても有意義な時間を過ごせました。
衛星MTGでは今後、MTGで話し合ったアイディアを元に企画を行っていく予定です。
また、イベントの告知用に衛星のMLを作る予定です。
もし、衛星MTGには参加できなかったけど、MLに登録したい人がいらっしゃいましたら、
牟田までメール下さい。
ではでは
むた