2012年4月12日木曜日

GSN菅平修理(第1回)報告

こんにちは。GSNの米原です。
4月7~8日にかけて行われた菅平局修理(第1回目)についてご報告です。

菅平局は電気通信大学 菅平宇宙電波観測所に設置されている電気通信大学の無線局で、私の所属する東大 中須賀研究室を含め、GSNに所属するいくつかの大学が電気通信大学の設備を部分的に借用させていただく形で、衛星運用に利用しています。菅平には毎年夏から秋ごろにメンテナンスに伺っていたのですが、昨年7月に行なったメンテナンスでアンテナ仰角の駆動部(ローテータ)が故障していることがわかりました。その修理費用としてUNISONから予算をつけていただき、2度菅平に赴き、修理する計画を立てました。今回はその1回目のご報告です。

参加メンバーは中須賀研究室の滝澤、米原に東工大 松永研究室の新宅さんを加えた3名です。主な作業は新たに購入したローテータの動作確認と、2回目の修理で行うローテータの交換作業に向けた調査でした。

東京ではちょうど桜が満開を迎えるということでしたので、菅平はそろそろ咲き始めるくらいかな・・・などと思っていたのですが、さすが雪国ということで、雪が降っておりました。

一面の雪景色(例年は3月末には雪解けだそうです…)


当然アンテナの設置されている屋上にも雪が積もっており、特にアンテナからケーブルを外す際は脚立を使った作業となり、雪風に吹かれながらの大変な作業でしたが、昼過ぎごろから天気も回復してきて、なんとか予定の作業を終えることができました。

菅平局アンテナ(故障箇所は赤丸の部分)

新しいローテータの動作確認

作業がおわってくつろぐ


1日目で大方の作業は終わり、2日目は最終チェックをして帰宅となりました。東京までだいたい3時間くらいなのですが、その短い時間で雪景色→満開の桜へと景色が変わるのはなんとも不思議でした。

というわけでご報告は以上です。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
第2回目の修理は5月ごろを予定しています。


それでは。


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