2011年10月23日日曜日

UNISON代表をやってよかったこと【伊藤編】

学生代表を行う中で、ある先代の学生代表から、次のようなお言葉を頂きました。
「自分が代表と言い、色々な活動を打ち出していくことは比較的容易だが、
所属する学生の合意をはかり、みなが参加できる活動につなげ、私たちが
UNISONを、ひいては日本の宇宙開発を盛り上げていくんだ!という皆の
モチベーション向上につなげていくことが、難しいが、本当に意義のあること。」

このお言葉を胸に秘め、UNISEC学生代表として、またARLISS運営代表として、
これまで活動しています。



その上で、代表として活動するにあたり、私の考えたリーダーシップはこうでした。
・明確なビジョンや理念を持つこと
・ビジョンや理念に賛同して頂いた皆様に対し、目標達成までの道筋を示すこと
・示された道筋を進む皆様を、全力で後押しすること

分かりやすい例を挙げますと、「日本・フランス合同ロケットプロジェクト」があります。

2010年にARLISSで知り合ったフランスの学生と私が個人的にメールを重ね、
「2012年のARLISSで、高度40kmに到達するロケットを日本とフランスが共同で製作する」
という、苦労は多そうだけれども、大変刺激的かつ魅力的なプロジェクトの構想が生まれました。

次に、このプロジェクトに賛同してくださった仲間・フランスの仲間とともに、プロジェクト成功
までの道のりを考えています。(今はこの段階です)

そして最後に、私は進路等の都合により、プロジェクト完遂まで携わる事ができないのですが、
時間の許す限り、仲間の活動を出来る限り支えたいと考えています。

拙いながらも自分の考えに基づいて、仲間とともに楽しく一生懸命活動する一時一時を、
とても大切に感じながら、仲間に感謝しながら、日々活動しています。



代表として活動する中で、至らない点に気付く事も多々あり、
自分がどれだけの事が出来たのかまだ分からず、「やって良かった」
というのもまだまだ実感が湧きません。

1年前に決意した表明を見返し、今の状態と比べると、
私はリーダーとして方向音痴じゃないかとも感じることも。笑

しかし、代表としての経験や、そこから得られた学生会員とのつながりは、
かけがえのない人生の財産だと感じる時が、きっと来るのだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿