UNISON代表のむたです。
本日はUNISEC加盟団体訪問のレポートをします。
今回行ってきたのは。。。。
大阪工業大学!
宇宙推進工学研究室 !
私が、自分の研究室での実験の関係で大阪にいるということで
伊藤君と見学させてもらいにいってきました。
いっしょに実験をやっている理科大木村研のヤマダさんもぜひ一緒に行きたいとのことで、
計3名での訪問となりました。
まずは、大学に近づいた時の、建物のきれいさにびっくり。。。
レンガ色をした(というかレンガだったのかな)建物群が私たちを迎えてくれます。
なんでも、大工大と同じ学校法人の高校などが同じ敷地内にあるそうで、学校だけで一つの街のようでした
ちなみに、大阪工業大学は公立でなく私立だと、このとき初めて知りました。。。。
まずは、学生室の方へ。。。
本日案内してくださるのは、修士1年の井上さんです。
みなさん、ISTSの前ということもあってか、発表用のスライドを作っていらっしゃいました。
実験室を見せていただけるということで、
研究室のみなさんと隣の建物へ、、、
実験室にはなんと、、、3つもスペースチャンバが!
しかも一つ一つが大きい。
大型スペースチャンバ
電気推進ロケットエンジンをやっていらっしゃる研究室なのですが、
なかでもホール型イオンエンジン、パルスプラズマエンジン、アークジェットエンジンの3つを
研究していらっしゃって、それぞれのエンジンに一つチャンバがあるという豪華さ!
加えて、プロイテレスという衛星も開発されています
(個人的にはこっちにとても興味がありまして。。。。)
現在FMはすでに制作が完了しており、打ち上げの日を、
これまた大きな真空チャンバのなかで待っている状態です。
このチャンバのなかにプロイテレスのFMが。
プロイテレスは、大学衛星では珍しく(というか日本の大学衛星では初めて?)
電気推進ロケットエンジンを積んでいます。
自分たちの研究の成果を試す場として、超小型衛星開発を位置付けられているようです。
日大の衛星プロジェクトも同じ理念ですね。
このエンジンを使って軌道変更などの実験をするそうです。
エンジンだけでなく、光学カメラを搭載して、自分たちの大学を撮影しよう!というミッションや
(理科大ヤマダさんが興味を持たれたのはここらへんですね。理科大木村研はカメラ屋さんです)
2mにもなる伸展ブームを伸ばして、重力傾斜トルクで姿勢制御をしたりと
さまざまな機能を搭載していらっしゃいます。
伸展ブーム。パンタグラフ型の機構でたたむとかなり小さくなります。軽量。
この研究室で開発に携わられているのは現在5人くらいで、
ほかの学科の人に、ある人はカメラ、ある人は通信、と手伝ってもらいながら衛星を作っているそうです。
大学全体で総力を挙げて衛星をつくっているんだなぁという印象でした。
大阪工業大学 宇宙推進工学研究室のホームページはこちら↓
http://www.oit.ac.jp/med/~tahara/top.html
大工大のみなさん、お忙しい中見学をさせていただき、本当にありがとうございました!
さて、次回はあなたの団体を見学させていただくかもしれません。
近いことろでは、東海大、電通大を考えています。
一緒に見学したい!という人はunison_repまで。
うちに見学に来てよ!という人もunison_repまで。
ちなみに、直前ですが、明日30日の夜、大阪で
府大SSSRCと東工大松永研・東京理科大木村研が飲み会をします!
すでに京大の生存圏研究所 スペースグループの方も参加してくださることが決まっていますが、
ほかにも関西で参加できるよ!って人はぜひ。
幹事は府大のベッショさんなので、彼に直接連絡をとってもらっても良いですし、
unison_repに連絡いただいてもOKです。
ご連絡お待ちしてます。
それではー
むた