筑波大学の馬です.
タイトルの通り,先日4月6日(日)は東工大大岡山キャンパスでARLISSの一環であるAXEL SPACE CUP選考会があるという事で,缶サット団体に混じって参加(見学)してまいりました.
東工大を訪問した筆者
缶サット団体の活動に携わるのは,昨年6月にARLISSのレビュー会@日大をお手伝いして以来でしょうか...
選考会は参加人数が50名を超えるほどの大規模な会でした!
これはロケットWG,衛星WGと比較しても,非常に多くのメンバーが参加しており,缶サット団体の規模の大きさに驚きました.また当日は九州や名古屋から参加した学生団体も有り,意識の高さが伺えます.
AXEL SPACE CUP 第1回選考会の様子
先日行った全国技術交流会in関西と同じく20年後の将来を見据えた上でのミッションを提案して,今年のARLISSで行う計画を各団体が発表したのですが,これが非常に面白い!!
火星の着陸・探索を背景にしたミッションや,有人飛行を背景としたミッションなど,缶サットならではのアイディアを聞くことが出来て,刺激を受けました.
それを踏まえ,以下にロケット側の人間として感じた感想を以下に述べます.
あくまで今回は「ARLISSで何をやるか」について各団体発表したのですが,その中にいくつか正直
「ARLISSに行かなくても,缶ロケコラボでも実現できるのでは??」
と感じるミッションがありました.実際発表後に何団体かに大樹町,伊豆大島,平尾台等の打上げ実験の存在を伺ったのですが,「知らない」という回答を頂きました.
これより,ロケットWGの知名度の低さに落胆したのと同時に,缶-ロケコラボの魅力をまだまだ引き出せていないと感じました.
ロケット打上げ団体の皆さん!
自団体のロケットを売り込めるチャンスですよ!!
そしてさらに高度(数十kmオーダー)に到達できるロケットが打てるようになれば,それこそ能代宇宙イベント等国内の射場でARLISSを再現できるのではないかと思います.
1年かけて,そういった流れを作れるように頑張りたいと改めて思いました.
本日の選考会に参加して本当に良かったです.
選考後は,九工大からいらした方と仲良くなり,「桜の名所」と言われている東工大学内を散歩しました^^
確かにすごく桜が咲いていて,一同シャッターを切りまくっていました.
「桜の名所」東工大
次はどこの大学でイベントが行われるのですかね?
その大学に伺えるのが楽しみです!