2014年4月7日月曜日

4月6日:AXEL SPACE CUP選考会@東工大大岡山キャンパス

UNISONの皆さん,こんにちは

筑波大学の馬です.


タイトルの通り,先日4月6日(日)は東工大大岡山キャンパスでARLISSの一環であるAXEL SPACE CUP選考会があるという事で,缶サット団体に混じって参加(見学)してまいりました.

東工大を訪問した筆者


缶サット団体の活動に携わるのは,昨年6月にARLISSのレビュー会@日大をお手伝いして以来でしょうか...
選考会は参加人数が50名を超えるほどの大規模な会でした!
これはロケットWG,衛星WGと比較しても,非常に多くのメンバーが参加しており,缶サット団体の規模の大きさに驚きました.また当日は九州や名古屋から参加した学生団体も有り,意識の高さが伺えます.

AXEL SPACE CUP 第1回選考会の様子


先日行った全国技術交流会in関西と同じく20年後の将来を見据えた上でのミッションを提案して,今年のARLISSで行う計画を各団体が発表したのですが,これが非常に面白い!!
火星の着陸・探索を背景にしたミッションや,有人飛行を背景としたミッションなど,缶サットならではのアイディアを聞くことが出来て,刺激を受けました.

それを踏まえ,以下にロケット側の人間として感じた感想を以下に述べます.
あくまで今回は「ARLISSで何をやるか」について各団体発表したのですが,その中にいくつか正直

「ARLISSに行かなくても,缶ロケコラボでも実現できるのでは??」

と感じるミッションがありました.実際発表後に何団体かに大樹町,伊豆大島,平尾台等の打上げ実験の存在を伺ったのですが,「知らない」という回答を頂きました.
これより,ロケットWGの知名度の低さに落胆したのと同時に,缶-ロケコラボの魅力をまだまだ引き出せていないと感じました.
ロケット打上げ団体の皆さん!
自団体のロケットを売り込めるチャンスですよ!!

そしてさらに高度(数十kmオーダー)に到達できるロケットが打てるようになれば,それこそ能代宇宙イベント等国内の射場でARLISSを再現できるのではないかと思います.
1年かけて,そういった流れを作れるように頑張りたいと改めて思いました.
本日の選考会に参加して本当に良かったです.


選考後は,九工大からいらした方と仲良くなり,「桜の名所」と言われている東工大学内を散歩しました^^
確かにすごく桜が咲いていて,一同シャッターを切りまくっていました.

「桜の名所」東工大


次はどこの大学でイベントが行われるのですかね?
その大学に伺えるのが楽しみです!


2014年4月3日木曜日

3月27日:ロケット技術交流会@東海大

こんにちは。
UNISEC学生ロケット共同開発プロジェクト[IXIA]代表の浦橋です。
3月27日(木)に東海大学にて第2回ロケット技術交流会を開催しました!

各団体のプレゼン発表の様子


午前中は事前に配布したプレゼン資料をもとに、各団体から団体紹介をして頂きました。質疑応答の場では皆さん積極的に質問を行っていましたので、とても有意義な時間になったと思います。

団体紹介の次はお待ちかねの懇親会(昼食)です。場所は東海大学内の学生食堂「コムスクウェア」で行いました。ちょうどこの日は物理学会と日程が重なってしまったので、席が空いているか心配でしたが無事確保できて安心しました。

懇親会(昼食)の様子 *写真(左)の右下の方は違います


懇親会では普段聞けない他大学の講義の話や私生活、自団体への不満・・・などとても盛り上がっていました。

さて、お腹も満たしたところで午後の部開始です。まず、はじめにホスト校である東海大学学生ロケットプロジェクト(TSRP)燃焼班の川井さんから、自団体の燃焼実験の説明と設備の見学を行っていただきました。特に設備見学ではコンテナの中にある実験装置に皆さん興味津々で覗き込んでいました。

設備見学の様子


設備見学のあとはTSRPさんが今年3月に打ち上げたH-33号機の機体展示です。最初にH-33号機の開発経緯を設計者から説明したあと、実際の機体を取り囲んで機体説明を行いました。皆さん写真を撮ったり話し合ったりと、こちらも盛り上がっていました。

機体展示の様子


そして最後は皆さんに少しお時間をいただいて、[IXIA]について説明を行った後、記念に集合写真を撮って当日のプログラムはすべて終了いたしました。参加された皆様お疲れ様でした。

当日は雨という悪天候の中、皆さん遅れずに参加できてよかったです。印象に残ったのが、燃焼実験の説明の裏方で展示用の機体を組んで置いておいたのですが、設備見学で移動するときに置いてある機体のほうに皆さん集まって、一瞬撮影会が始まってしまいました。そこにロケットがあったらとりあえず寄って写真を撮るという、まさに学生ロケット魂の片鱗を垣間見た気がします。他にも集合のときに、東北大学F.T.E.さんが集合時間より早く駅に到着してしまったため、先に会場まで行ってしまったというおもしろハプニングもありましたが、無事に終えることができてよかったです。また、当日ギリギリまで対応してくださったTSRPさんには感謝とお礼を申し上げます。

またこのようなイベントを開催するときは、どんどん参加してください。よろしくお願いします。

集合写真